終着

「死にたい」と叫んだりとか、してみたいなと思いながら、思うだけで、わたしはただ息を殺し続けている。素面で生きていける気がしないが、これ以上頭がおかしくなりたくもない。一方でもうどうでもいいじゃないかと思う自分もいる。だって、わたしはずっと壊れたがっていたじゃないか。自分の顔がわからない。わたしの脳は、あとどれ位まで耐えられるのだろうか。萎縮した脳は元には戻らない。死んでしまわないように、その為にアルコールを摂取して、本質的に自分を殺そうとしているなんて、皮肉。酒だけでなく、病院から正規に処方されている向精神薬も、当然のように危険な"ドラッグ"だが、わたしは服薬をしなければ、身体を動かすことが出来ない。つまり、それ無しでは生きていけない。対処療法に過ぎないモノにどっぷり依存している。今までオーバードーズをしないで生きてきてもだ。脳細胞が壊死し続けているのは、もう判る。とても現実的なレベルで。

忘れたいことが多すぎる。